大晦日の朝日新聞に

本日(12月31日)付の朝日新聞道内版でZINE『裏タウシュベツ拾遺』を紹介してもらいました。

WEB版でも現在記事の一部が公開になっています。
https://www.asahi.com/articles/CMTW1912310100013.html

分かる人にしか分からないマニアックなタウシュベツ川橋梁写真集を、ということでクラウドファンディングで支援を募り制作した本を、こうして多くの人たちにご紹介いただけるのはありがたいことです。

READYFORのプロジェクトにご支援を下さったみなさま、ありがとうございました。
記事にもあるように、ZINE『裏タウシュベツ拾遺』は現在、ひがし大雪自然ガイドセンターとネットショップで販売を行っています。

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崩落手前で踏みとどまるアーチ橋

今年7月、第六音更川橋梁が崩れているのが見つかった。この橋は旧国鉄士幌線のコンクリートアーチ橋梁群のひとつ。タウシュベツ川橋梁などと並んで北海道遺産にも選定されている。

国の登録有形文化財でもある橋梁の崩落は、北海道内ではテレビのニュースでも取り上げられた。

それから半年ほど経った橋の現在の様子がこちら。

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アイスバブルズ

冬至を過ぎ、昼間の時間が日ごとに長くなっていくのとは違い、冬の寒さはこれからますます厳しくなる。

 

氷点下二ケタまで気温が下がる厳寒の北海道の朝ならではの造形のひとつ、凍るシャボン玉。シャボン玉を膨らますだけで、寒さが可視化できるのが面白い。

湖に氷が張り、雪が積もるまでの期間は場所によってアイスバブルも現れる。

空中と氷中に作られる「空気」による造形。厳寒の土地では、ふだん見えないものが見えてくる。

マニアックな時期のタウシュベツ川橋梁

水没していたタウシュベツ川橋梁が少しずつ氷上に姿を現すようになった。この時期、糠平湖の水位は1日に10センチほどずつ下がっていく。水力発電に水を供する人造湖ならではの水位変化だ。

雪がほとんど降らず、いつまでも黒々とした氷の湖面が広がっていた昨シーズンと異なり、全面結氷からあまり間を置かずに糠平湖は白く染まっている。

わずかに氷がのぞいているのは、最も氷が張るのが遅かった部分になる。積もった雪がなるかどうかは、これから数日間の風の強さと気温に左右されそうだ。

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この冬、ひとつ虫眼鏡を手に入れた。直径4~5センチの小ぶりなものだけれど、小学生以来かもしれない久しぶりの世界が向こうに広がった。

今朝、ちらちらと落ちてくる雪を見上げているうちにふと思い出して数年ぶりに読み返したのが、80年前に書かれた中谷宇吉郎の『雪』。その一節に目が留まる。

「雪の降る日一箇の虫眼鏡をもってそれを自分の眼で見ることは無意味なことではない。」

雪は「天から送られた手紙である」という言葉でも知られる同書。また何年か経ったら、雪の降る日に読み返したくなりそうだ。

Semi-monthly report(2019年12月1日-15日)

タウシュベツ川橋梁が水没したまま冬を迎えるのは数年ぶりのこと。冷え込みが強まる日が少なく、12月中旬を過ぎてもまだ糠平湖は完全結氷に至っていない。

水と氷とが入り混じった、1年のうちでもわずかな期間でしか見られない貴重な光景が続く。

クラウドファンディングで制作したZINE『裏タウシュベツ拾遺』ができあがり、ネットショップではオリジナルクリアファイルとのセットで販売を行っている。

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ZINE『裏タウシュベツ拾遺』完成

今年10月、READYFOR上でクラウドファンディングを行いました。


タウシュベツ川橋梁のマニアックなZINEを制作するプロジェクト

 

タウシュベツ川橋梁ファンには説明不要、興味がなければ正体不明、そんな写真を取りそろえてZINEを制作します!

と銘打ったプロジェクトに開始早々から多くの支援を頂き、最終的には200人近い皆さんから100万円を大きく超える資金が集まりました。

 

そうして制作に取りかかることのできた本が先日刷り上がってきました。

 

『裏タウシュベツ拾遺』

 

書名は2015年に初めて制作したZINE『タウシュベツ拾遺』から。

タウシュベツ川橋梁を知らなくても楽しめる分かりやすい写真集を、と制作した最初の本と対照的に、本作ではタウシュベツ川橋梁の解説もほとんど省き、すでに橋を知っている・あるいは何度も足を運んでいるというマニア向けに制作しました。

カバーデザインは『タウシュベツ拾遺』で表紙イラストをお願いした菊池尚美さん。じつは1作目の第1案でもらったのがこのデザインです。結局『タウシュベツ拾遺』では第2案を採用し、お蔵入りとなっていた1案を今回カバーに使いました。

写真をなるべく大きく見てもらえるよう、A4変形サイズを採用。

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