<テレビ放送のお知らせ>
明日 2016/2/3 wed. NHK 午前11時30分~
「つながる@きたカフェ」にて糠平湖のキノコ氷やタウシュベツ川橋梁が紹介されます。
※1月30日の「おはよう北海道」からの再放送です。北海道内のみでの放送となります。
夜半過ぎに昇って来た月の光で、辺りがひと際明るくなりました。
-20℃を下回る気温の中では、息を吐くとそれがダイヤモンドダストになります。
発電に使われる水量が増えたせいか、氷が橋脚を削る音が絶え間なく響いていました。
写真展『タウシュベツ拾遺』
2016年2月17日(水)~22日(月)
10時~19時、会期中無休、入場無料
https://www.facebook.com/events/1725160874383911/
北海道札幌市・新さっぽろギャラリー
※17日(水)、21日(日)、22日(月)作家在廊予定
糠平湖の水位が低い傾向は続き、2月初めにはもうタウシュベツ川橋梁の半分ほどが姿を現していた。
冷え込みの厳しいこの時期、晴れた夜には星空が見事だ。
アーチの中に流星が一つ落ちた。
この写真は2月17日から開催の個展で展示する予定だ。
水位とともに低下する氷が橋を削る。
氷の下から現れる橋脚の劣化は、だいぶ進んでいるようだ。
立春を過ぎると、日射しの強さを実感することがある。
気温はまだまだ低いものの、影は濃くなってきたようだ。
この日は久しぶりに雪が積もった。
2月にしては珍しい湿った大粒の雪。
ここ数年、天候や曜日に関わらず、橋を訪れる人は多い。
雪の降った翌日は、やはり強い風が吹いた。
2月も半ばとなり、タウシュベツ川橋梁はほぼ全体が湖上に現れた。
湖底では沢に沿って氷が落ち込み始めた。
なんの前触れもなく崩落する氷に、毎年神経を使う。
割れた氷の断面を覗きこむと、不思議な光景を見つけることも。
2月の半ばに雨が降った。
気温が上がり、霧が森を包む。
風が強く吹くものの気温は高く、春が来たかのような一日でした。
雪原を照らす日射しは目が痛くなるほどです。
今シーズンの糠平湖立ち入り最終日は大雪の日となりました。
辺りが霞むほどの降り方は、一冬に数度あるかどうかです。
次に橋を間近で見ることができるのは、例年4月下旬になってからです。
なお地元ガイドセンターでは3月から、タウシュベツ川橋梁を湖の対岸から見学するツアーを実施します。
糠平湖の湖底の地形を把握している地元ガイドならではのツアーだと思います。
ひがし大雪自然ガイドセンター
完全予約制のツアーですが、まだ定員に余裕のある日が多いとのことでした。
2月17日~22日の期間、札幌市・新さっぽろギャラリーで個展『タウシュベツ拾遺』を開催しました。
多くのみなさんのご来場ありがとうございました。
また、展示作品を中心にまとめた写真冊子・ZINE『タウシュベツ拾遺』は、
おかげさまで限定制作の700部を完売いたしました。
昨シーズンに続いて、糠平湖の水位が低い冬となった。
2月中旬の時点でタウシュベツ川橋梁のほぼ全体が氷上に現れた。
冬の糠平湖の風物詩・キノコ氷が橋の周辺にでき始めると、湖底に流れる沢から水音が聞こえる時期となる。
沢の周囲では氷の割れ目が目立ち、30cmほどの厚さの氷が断面をさらす。
何の変哲もないような雪原に見える糠平湖面の氷にも、この時期になるとガス穴が増えるため、横断が危険になってくる。
橋梁の近くでもタウシュベツ川の沢筋に沿って氷が落ち始めた。
少しずつ寒さが緩み始める中、この朝は-20℃近くまで気温が下がった。
水蒸気が氷に変わる。
糠平湖上への立ち入りが可能な最終日は、この冬でも稀な大雪となった。
次に橋を間近で見られるのは4月下旬、雪解けがだいぶ進んだ頃になる。